初期設定ダイアログでは、TVTest の初期設定を行います。
ここでの設定は、設定ダイアログの一般で後から変更することができます。
初期設定ダイアログは、TVTest を最初に起動した際に表示されますが、コマンドラインで /init を指定することによっても表示させることができます。
正常に動作しなくなった場合などで、起動させることができずに設定の変更が行えないような場合に使用します。
各設定項目の内容は以下の通りです。
使用するドライバのファイル名です。
複数のドライバを使いたい場合、ドライバはメニューから簡単に変更できますので、ここでは適当に一つ選んでください。
MPEG-2 デコーダを選択します。
リストにあっても実際には使用できないものもあります。
以下のデコーダは動作が確認されています。
名前 | 特記事項 |
---|---|
MPV Decoder Filter | レンダラに EVR を使用すると問題あり?(問題ないとの報告もあり) |
ATI MPEG Decoder | インターレス解除漏れが気になる場合、CCC で設定する |
CyberLink Video/SP Decoder | デフォルトレンダラとの組み合わせで、NHK 教育などでアスペクト比がおかしくなる問題あり |
ビデオレンダラを選択します。
レンダラによって画質やパフォーマンスに影響を与えます。
よく分からない場合はデフォルト、キャプチャを(安定して)行いたい場合は、VMR9 Renderless を選択してください。
Vista の場合は EVR にしてもいいでしょう(ただしキャプチャの画質に問題あり)。
名前 | 説明 |
---|---|
デフォルト | システムのデフォルトレンダラ。 |
VMR7 | DirectDraw 7 を使用したレンダラ。 XP のデフォルト。 |
VMR9 | Direct3D 9 を使用したレンダラ。 |
VMR7 Renderless | 特に意味無し。 |
VMR9 Renderless | カスタム アロケータ プレゼンタを使用したVMR9。 キャプチャが好きな人向け。 |
EVR | Vista 用のレンダラ。 環境によってはハードウェア再生支援が使えるかも。 |
Overlay Mixer | オーバーレイを使用した古いレンダラ。 Vista で使用すると Aero が解除されます。 |
スクランブル解除に利用するカードリーダを選択します。
スクランブル解除が必要ない場合は「なし」を選択します。
HDUS内蔵カードリーダを使用するには、"HDUSカードリーダー利用テスト" の内容に従ってドライバにパッチを当てる必要があります。
ここでいう「HDUS内蔵カードリーダ」は、未対策版において公式ドライバにパッチを当てて使用している場合でのものです。
コマンドラインで、スクランブル解除しないオプション /nd が指定されている場合は無視されます。
利用可能なカードリーダを検索します。
録画したファイルを保存するフォルダを指定します。